「投資が怖くて、なかなか始められない」
そんな不安がある方のための記事です。
投資の特性(良い点&悪い点)を知って、投資をするかどうか判断すると良いと思います。
自分で考えて決めた方が、あとで後悔がないので!
知っておく事実
【知っておくべき事実】
- 世界16カ国、どの国に投資しても利益がでていた(過去100年)
- どのタイミングで投資を始めても、15年以上、世界の株を保有していれば利益がでていた(過去43年間)
株式投資の良い所(メリット)
- リターンが大きい
- 税制優遇制度がある(iDecoやNISA)
つまり、とてもおいしいということ。
リターンが大きい
株は、リターン(=利益)が大きいです。
【アメリカ】毎年の平均リターン
- 株 式 6.5%~7%
- 長期国債 3.5%
- 短期国債 2.9%
- 金 0.1%
※期間:1802年~2003年
※インフレ調整済み
引用元:『株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす』ジェレミー・シーゲル (著)
ちなみに、
書籍によると、日本のリターンは約4%(1900~2003年)。
【日本の銀行】
- 定期預金 0.002%
- 普通預金 0.001%
引用元:三井住友銀行
20年後のリターンをシュミレーションしてみると、
※楽天証券『積立かんたんシミュレーション』にて計算
【まとめ】
長期的には、預金よりも株式のリターンの方が大きい
税制優遇制度がある(iDecoやNISA)
株式投資には、税金の負担を減らす制度があります。
iDecoやNISAですね!
通常、株式で得た利益には約20%の税金がかかります。
でも、iDecoやNISAといった国の制度を使えば、税金がかかりません。
【例】
通 常:利益40万円 → 手残り32万円(税金8万円)
制度活用:利益40万円 → 手残り40万円(税金0円)
8万円もあれば、国内旅行も行ける!
株式投資の怖い所(デメリット)
- 元本保証されていない
ちょっと怖い。
でも対策はあるし、過去のデータを参考にすると、あまり心配しなくてもいいかなと思います。
元本が保証されていない
株は、買った値段よりも低くなるかもしれないというリスクがあります。
たとえば、1万円で買った株が、5,000円になるかもしれないし、最悪0円になるかもしれません。
株価が変動
株価は変化します。
株が欲しい人が多いと値段が上がり、逆に人気がないと値段が下がります。
人気の会社は、株価が上がる!
株価が安い時に変えればいいのですが、それも実際のところ難しいです。
もし株価が下がったタイミングで買うと損をすることになります。
この「株価変動リスク」は把握しておく必要がありますね!
株価が0円に
会社が倒産したら、基本的に株の価値は0円です。
これが一番、怖いリスクです。
デメリットの対策
- 時間の分散:買うタイミングを何回にも分ける
- 銘柄の分散:多くの会社に投資する
【対策1】買うタイミングを何回にも分ける(時間の分散)
買うタイミングを何回にも分けるとリスクを軽減できます。
株価の値段は、常に変動。
【例】トヨタ自動車
いつ株価が一番安くなるかは誰にも分かりません。
もし分かれば誰でも大富豪!
買うタイミングを何回にも分けて投資すると、安い時も高い時にも購入できるので、大きく損をしなくなります。
【対策1】買うタイミングを何回にも分ける
【対策2】多くの会社に投資する(銘柄の分散)
多くの会社に投資するとリスクを軽減できます。
どこの会社が倒産するかは、分からないですよね。
財務に詳しい人はある程度予測できるかもしれませんが、東日本大震災のような自然災害の場合は無理です。
倒産しないまでも、株価が急落した例。
【東京電力】
株価が約5分の1になっていますね。
100万円持っていたら20万円に。80万円の損失です。
損失が小さくなるように、東京電力以外にも分けて投資することが大切だったということになります。
たとえば、100社に1万円ずつ投資しておけば、東京電力での損失は8,000円で済みます。
痛いですが、生活が立ち行かなくなるほどの大きなダメージじゃないです。
【対策2】多くの会社に投資する
投資が怖い人が知っておくべき事実
- 世界16カ国、どの国に投資しても利益がでていた
- どのタイミングで投資を始めても、15年以上、世界の株を保有していれば利益がでていた
【事実1】世界16カ国、どの国に投資しても利益がでていた
世界16カ国のどの国に投資しても利益(1.9%~7.5%)がでていたことが分かっています。
対象:世界16カ国
期間:1900年~2003年
株式の実質リターンをみると、最低はベルギー1.9%、最高はスウェーデン、オーストラリアの7.5%
引用元:引用元:『株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす』ジェレミー・シーゲル (著)
これまでずっと経済が発展してきました。今後もそうなると、僕は思っています。
【まとめ】
過去100年間を調べると、調査したどの国においても、投資の利益があった
【事実2】どのタイミングで投資を始めても、15年以上、世界の株を保有していれば利益がでていた
どの時期に投資しても、世界の株(MSCI World)を15年以上持ち続けていれば必ずプラスになったという調査があります。
対象期間:1969年12月末~2012年7月末
参考:東海東京証券
10年間、株を保有する場合なら損することもあるけど、15年以上持っていれば必ず利益がプラスになってます。
【まとめ】
過去43年間どのタイミングで投資を始めても、15年以上、世界の株(MSCI World)を保有していれば利益がでていた
【まとめ】株式投資が怖くて始められない人が知っておく事実
【知っておくべき事実】
- 世界16カ国、どの国に投資しても利益がでていた
- どの時期に投資しても、15年以上、世界の株を保有していれば利益がでていた
アメリカに関しては、過去200年間、ずっと6.5%~7%のリターンがあります。
- リターンが大きい長期的には、リターンが大きい
- 税制優遇制度がある(iDecoやNISA)
- 元本保証されていない
デメリットを軽減するために、
時間の分散:買うタイミングを何回にも分ける
銘柄の分散:多くの会社に投資する
これらの対策がなされているのが、つみたてNISA制度です。
毎月、積み立てて、投資信託を購入していくスタイル。
読者のみなさんが適切な判断が下せそうなら、僕も記事を書いた甲斐がありました!
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
ではでは。