「楽天サービスの改悪が続いているけど、楽天証券ってダメなの?」
このブログ記事は、そんなあなたのための記事です。
楽天証券が良いものなのか、一緒に考えていきましょう。
良い証券口座を選んで、投資がスタートできたらいいですね!
【結論】第1候補はSBI証券。楽天サービス利用者なら、楽天証券もOK.
証券口座そのものだけを利用するなら、
SBI証券が良いと思います。
ただし、楽天のサービスを多く使う人は、楽天証券でもOK。
【楽天証券のGOODポイント】
① 商品がたくさんあるのに手数料が安い
② ポイントがたまる
③ ポイントを投資できる
④ 利用者が多いから、情報が得られやすい
⑤ 楽天サービスのポイントが貯まりやすくなる
SBI証券に見劣りする点もあります。ですが、⑤のメリット大きいため楽天証券開設は、悪くない選択肢だと思います。以下、詳細を見ていきます!
① 商品がたくさんあるのに手数料が安い
楽天証券は、
商品が多いのに手数料が安いです。
通常、株を売買する時には手数料がかかります。
楽天証券は、品ぞろえが良いのに、この手数料が安いところが良いです。
他の証券口座と比較する
手数料が安くて取扱商品が多い証券会社をランキングにしてみました。
【ランキング】
順位 | 証券会社 | おすすめ度 |
---|---|---|
1位 | SBI証券 | 27.3 |
2位 | 楽天証券 | 25.5 |
3位 | マネックス証券 | 21.3 |
4位 | auカブコム証券 | 7.6 |
5位 | DMM株 | 6.5 |
6位 | 岡三オンライン | 1.6 |
7位 | 立花証券ストックハウス | 0.8 |
8位 | GMOクリック証券 | 0.6 |
9位 | SBIネオトレード証券 | 0.01 |
松井証券が、4位と5位の間くらいだと思います。手数料の仕組みが違ったので比較できませんでした。
【国内株式の手数料】※現物取引
安さ | 証券会社 | 5万円まで | 10万円まで | 20万まで |
---|---|---|---|---|
○ | SBI証券 | 55円 | 99円 | 115円 |
○ | 楽天証券 | 55円 | 99円 | 115円 |
○ | マネックス証券 | 55円 | 99円 | 115円 |
○ | auカブコム証券 | 55円 | 99円 | 115円 |
松井証券 | 定額制 | 定額制 | 定額制 | |
◎ | GMOクリック証券 | 50円 | 90円 | 100円 |
◎ | SBIネオトレード証券 | 50円 | 88円 | 100円 |
◎ | DMM株 | 55円 | 88円 | 106円 |
◎ | 立花証券ストックハウス | 55円 | 88円 | 110円 |
△ | 岡三オンライン | 108円 | 108円 | 220円 |
税込み
手数料は、約定(=売買)する度にかかります。
ここで、ざっくり解説。
国内株式とは、日本の会社の株。たとえば、トヨタ自動車とか。
さらに、
現物取引とは、借金せずに株を売り買いする取引のこと。
【品数】
スマホ閲覧の人は、画面を横向きにすると見やすいです
品数 | 証券会社 | 積立NISA | 投資信託 | 米国株 |
---|---|---|---|---|
◎ | SBI証券 | 178 | 2,623 | 4,549 |
◎ | 楽天証券 | 180 | 2,595 | 4,083 |
◎ | マネックス証券 | 152 | 1,265 | 4,310 |
◎ | auカブコム証券 | 164 | 1,503 | 392 |
◎ | 松井証券 | 173 | 1,584 | 340 |
△ | GMOクリック証券 | 0 | 136 | 0 |
△ | SBIネオトレード証券 | 1 | 1 | 0 |
○ | DMM株 | 0 | 0 | 1,628 |
△ | 立花証券ストックハウス | 0 | 205 | 0 |
○ | 岡三オンライン | 0 | 700 | 0 |
品数や手数料だけで、証券会社の価値が決まるわけではありません。何を目的にするかは人によっても違うからです。とはいえ、初心者の方なら、楽天証券は有力候補の1つだと思います。
※参考
おすすめ度 =(積立NISAの数+投資信託の数+米国株の数)÷(5万円までの手数料+10万円までの手数料+20万円までの手数料)
【まとめ】
商品がたくさんあって手数料が安い
② ポイントがたまる
楽天証券は、
楽天ポイントが貯まります。
楽天ポイントは、楽天市場で買い物、楽天証券で投資信託の購入に使えます。
どんなときにポイントが貯まる?
- 国内株式や外国株式を購入するとき
- 投資信託を購入するとき
- 投資信託の残高が増えるとき
以下、詳細を見ていきましょう!
国内株式や外国株式を購入するとき
手数料の1~3%のポイントが貯まります。
超割コース
国内株式や外国株式を購入したとき、手数料1%のポイントが貯まります。
条件:超割コースを選択
超割コースとは、株を買った時に、
5万円まで | 10万円まで | 20万円まで |
---|---|---|
55円 | 99円 | 115円 |
のような手数料がかかるコース。
SBI証券とほぼ同じ。
ただし、「超割コース大口優遇」というコースを選べば、ポイント付与率が2%になります。そのコースを選ぶには、資産3,000万円の規模が必要です。
僕は、優遇されるほど、資産を持ち合わせていない(笑)
楽天証券『超割コースについて』
ハッピープログラム
国内株式や外国株式を購入したとき、手数料1%のポイントが貯まります。
条件:楽天銀行との連携後、設定
楽天証券『ハッピープログラム』
いくらポイントが貯まる?
【例】
1カ月の手数料が3,220円
⇒2%(=64ポイント)もらえる。※端数は切り捨て
条件:「超割コースを選択」
「楽天銀行との連携後、設定」
【まとめ】
株を購入したとき、手数料の1~3%のポイントが貯まる。
投資信託を購入するとき
楽天証券では、
【2022年8月まで】
楽天カードで、積立購入すれば、1%の楽天ポイント
【2022年8月から】
楽天キャッシュを通じて、積立購入すれば、0.5%の楽天ポイント
が貯まります。(積立額は、5万円まで)
楽天キャッシュとは、電子マネーのことで、楽天カードでお金をチャージすると貯まります。
ちなみに、キャンペーン期間中(2022年8月~12月)は、楽天ポイントの付与率が0.5%ではなく1%になります。
いくらポイントが貯まる?
【例】
毎月3.3万円の投資信託を購入すると、楽天ポイントが、
- 1%=330ポイント(年間3,960)←2022年8月まで
- 0.5%=165ポイント(年間1,980)←2022年8月から ※キャンペーンなし
2022年8月に、付与率が1.0% → 0.5%となるので、改悪ですね。
詳細を知りたい方は、下記のリンクからどうぞ。
【まとめ】
楽天のサービスで決済すれば、
- 1%(2022年8月まで)
- 0.5%(2022年8月から)
の楽天ポイントが貯まる。 ※毎月5万円まで
投資信託の残高が増えるとき
楽天証券は、
投資信託の残高が増えたとき、ポイントが貯まります。
スマホ閲覧の人は、画面を横向きにすると見やすいです
月末時点の残高が、 | 進呈ポイント |
---|---|
はじめて10万円に到達 | 10ポイント |
はじめて30万円に到達 | 30ポイント |
はじめて50万円に到達 | 50ポイント |
はじめて100万円に到達 | 100ポイント |
はじめて200万円に到達 | 100ポイント |
はじめて300万円に到達 | 100ポイント |
はじめて400万円に到達 | 100ポイント |
はじめて500万円に到達 | 100ポイント |
はじめて1,000万円に到達 | 500ポイント |
はじめて1,500万円に到達 | 500ポイント |
はじめて2,000万円に到達 | 500ポイント |
※2022年4月末以降の残高が対象
楽天証券『残高達成でポイントプレゼント』
以前は、月間平均残高10万円ごとに3~10ポイントを、毎月もらえていました。
毎月もらえていたものが1回だけに変わったので、改悪ですね。
ポイント付与率0.5%減の改悪もそうですが、「今までが良すぎた」という感じもします。
【まとめ】
投資信託の残高が増えるとき、ポイントが貯まる
③ ポイントを投資できる
楽天証券は、
1ポイント=1円分として、楽天ポイントを投資信託の購入に使えます。
「期間限定ポイント」は使えないので注意が必要です。
④ 利用者が多いから、情報が得られやすい
楽天証券は、
口座を持っている人が多いから、情報が多くて分からないことが調べやすいです。
総合口座数は、700万を突破(2021年12月)したそう。
利用者が多いと、分からなくなったとき周囲に聞きやすかったり、インターネットで調べやすかったりして、情報を得られやすいです。
これは、SBI証券と同じメリットです。
⑤ 楽天サービスのポイントが貯まりやすくなる
楽天サービスを活用するほど、
ポイントが貯まりやすくなります。
そのサービスの1つが、楽天証券です。
楽天のサービスを上手に活用すれば、買い物した時、20%くらいポイントをもらえます。
得たポイントで生活費を削減し、その浮いたお金を投資に回すという作戦です。
楽天のサービスを、生活の多くの場面で活用できれば、効率的にポイントが貯まります。
- 基本 +1%
- 楽天会員 +1%
- 楽天カード +1%
- 楽天モバイル +1%
- 楽天銀行 +1%
- 楽天証券 +0.5%
- 楽天市場アプリ +0.5%
- 楽天ビューティ +0.5%
他にも、
- 旅行好きなら
「楽天トラベル +1%」 - 読書好きなら
「楽天ブックスとKobo +1%」 - ファッション好きなら
「Fashionアプリ +0.5%」
など
があります。
自分に必要だと感じたものだけ利用するが鉄則ですね!不要なサービスを使ってしまえば、本末転倒。
【例】キャンペーン
- お買い物マラソン +9%
- 毎月0と5がつく日 +2%
- 39ショップ +1% など
これらを駆使して、お買い物ができれば、けっこうなポイントが得られそうです。
いくらポイントが貯まる?
【例】
毎月1万円、楽天市場でうまく買い物できれば、
毎月20%=2,000ポイント(年間24,000)
品物が市場価格よりも高いと逆に損するかもしれません。この場合、Amazon等で安く購入したいですね。
楽天ふるさと納税は、大きなポイントを得るチャンスになります。
【まとめ】楽天証券は、おすすめの証券口座になるか?
口座開設するなら、第1候補は、
SBI証券です。
ただし、
楽天サービスをたくさん使う人は、楽天証券でもOKだと思います。
その理由は、
ポイントが得られやすく、それを活用して生活費を削減できるからです(その分を投資に回す)。
楽天証券は、改悪が続いているとはいえ、良い証券口座だと思います。
楽天証券は、サイトが見やすいから好きです。
SBI証券と楽天証券の両方を口座開設してもいいし、気に入った方だけでもOKだと思います。
毎月、5万円~10万円を積立られる人は、両方の口座を持つと恩恵を受けられそうです。
SBI証券も楽天証券も、毎月ポイントが付くのは5万円までなので!
口座開設のリンクを貼っておきます。無料で開設できます。
口座を持つだけなら費用もかからないので、「とりあえず作って、使いやすそうな方を残す」というやり方でもいいかもしれませんね。
慣れない作業で大変かもしれませんが、今の行動1つで、将来、自分の生活が大きく良い方向に変わっているかもしれません。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
希望を抱き、行動と改善を続ける限り必ず、「人生は、より良くなる!」
ではまた!