「ETFって何?分かりやすく教えて」
「どうすれば、配当金を得られるの?」
そんな悩みをもつ方のための記事です。
つみたてNISAやiDecoの積立は、資産形成の軸として良いのですが、日々の収入が増えている実感がなく、生活が良くなっている感じがしないんですよね。
でも、配当金が得られれば、水道代やスマホ代金を支払えるようになるかもしれません。
【例】
- 毎月2,000円 → 水道代
- 毎月3,000円 → スマホ代
- 毎月5,000円 → 電気代
これができるだけで、だいぶ生活が楽になりそうです。
今回、米国ETFについて知って、配当金をGETし、プチリッチな生活を目指しましょう!
円安などの為替リスク対策にもなります。
ETFとは?
ETFとは、
会社の株をたくさん組み合わせて作った商品
のことです。
投資信託を知っている人は、それとほぼ同じという理解でOK!
投資信託のイメージ図は、こんな感じ。
【例】
一つの商品の中に、多くの会社の株を入れるのは、仮に1社が倒産しても、全体の損失を減らすことができるからです。
例えば、
【1社だけに投資】
A社:30株×100ドル=3,000ドル
合計 3,000ドル
⇒A社が倒産 3,000ドル損失(残金0ドル)
【3社に投資】
A社:8株×100ドル= 800ドル
B社:4株×300ドル=1,200ドル
C社:5株×200ドル=1,000ドル
合計 3,000ドル
⇒A社が倒産 800ドル損失(残金2,200ドル)
どの会社を何株ずつ買うか、個人で判断するのは手間なので、それを無くすために、セット商品が売られているわけですね。
これがETFです。
マクドナルドで商品購入するとき、セット(ハンバーガーとポテトとコーラ)で買うのと似ています。バラバラに買うと、面倒ですもんね!
投資は、「1つの会社だけに投資するのではなく、多くの会社に投資(=分散投資)することで危険を減らす」ことが基本です。
卵は一つのカゴに盛るなという格言もあります。
配当金とは?
配当金とは、
会社の株を買った人に支払われるお金のことです。
アメリカ株は、1年間に4回、配当金がもらえます(日本では2回)。
【例】
アップル:2月、5月、8月、11月
マイクロソフト:3月、6月、9月、12月
ETFも、1年に4回の配当金がもらえます。
おすすめの米国ETF
SPYD | HDV | VYM | |
---|---|---|---|
利回り | 3.53% | 3.18% | 2.75% |
銘柄数 | 79 | 75 | 445 |
経費率 | 0.07% | 0.08% | 0.06% |
特徴 | S&P500指数の配当利回りが高い80銘柄 | 財務の健全性が高い銘柄 | 高配当利回りの銘柄(REIT除く) |
2022年4月現在
利回りとは、購入金額の何%の配当金がもらえるかを表します。
表をみると、SPYDが一番利回りが大きいことがわかります。
では、SPYDが一番いいものなのかというと、リスクもあるという認識はもっておく必要があります。
一般に、銘柄数が少ないほど、リスクが大きい(=安定)です。そういった意味では、VYMの方がリスクが小さいです。
経費率は、株を持っているだけでかかる手数料のことで、小さいほど良いです。おすすめ3つは、どれもかなり手数料が低いので、甲乙つけがたいですね。
ちなみに、
手数料が発生するのは、どの株をETFに組み入れるか、専門家が考えているからです。ETFを保有しているかぎり、こちらが指示を出さなくても、会社の業績をみて銘柄の選定を続けてくれます。
おすすめの理由
【おすすめ理由】
- 配当金が多い
- 経費率が小さい
- ETFを取り扱っている資産運用会社は、世界No.1~3だから
経費率が低いのは、取り扱っている資産運用会社の規模が大きいからです。
No.1 ブラックロック
No.2 バンガードグループ
No.3 ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
今回は、配当金を得ることが目的なので、配当金が大きい銘柄を多く含む米国ETFをおすすめ3つに挙げました。
ETFの選び方
ETFを選ぶ際には、デフェンシブと景気敏感の割合を考えておくと良いと思います。
各米国ETFのセクター(=業種)は、以下です。
SPYD HDV VYM
- ディフェンシブ:生活必需品、ヘルスケア、公益関連株
- 景気敏感:エネルギー、資本財、情報技術、通信関連株
参考:MORNING STAR
配当金利回りが大きいSPYDは、景気敏感のセクターが大きく、景気に左右されそうです。
「良い時は良いけど、悪い時は悪い」といった状況になるかも!
自分の性格や資産状況に合わせて、購入するのがいいと思います。
結局、どれがいいのか?
今は、SPYDがおすすめです。
理由は、SBI証券や楽天証券などでSPYDの買い付け手数料が無料だからです。
※2022年4月16日現在
通常は、購入金額の0.495%(最大22ドル)の手数料がかります※税込。でも、SPYDは、この買うとき手数料がかかりません。
とはいえ、バランスよく投資をすることが基本です。
なので、HDV,VYMも合わせて買っておく方が良いと思います。景気に左右されにくいディフェンシブなセクター(=安定している業種)の割合を高めるためです。
米国ETFを買うメリット
米国ETFを買うメリットは、
資産の一部をドルで持っておくと、為替リスクを軽減できることです。
最近、円安が進んでいます。
ドルの価値が上がっている(←円に対して)ので、ドルの資産があると対応できますよね。
米国ETFは、ドルで取引されるので、円安による資産の価値減少を防げます。
配当金もドルで受け取れるからOK.
逆に円高になったら、円の価値が上がります。その場合にも備えて、円の資産も持っておきたいですね!
外国税額控除
確定申告をして、外国税額控除を行えば、取られ過ぎた税金が返ってきます。
どういうことかというと、
【税金の仕組み】
配当金10%の税金がアメリカで引かれ、その後日本でも約20%引かれます。
このように2重に税金が取られているために、手続き(=確定申告)をすれば、一部の税金が戻って来ます。
手元に残るお金が減らないように確実に確定申告を行う。
【まとめ】米国ETFとは?おすすめの高配当銘柄を紹介
ETFとは、
会社の株をたくさん組み合わせて作った商品のことです。
配当金とは、
会社の株を買った人に支払われるお金のことです。
アメリカ株は、1年間に4回、配当金がもらえます。
おすすめの米国ETF
SPYD | HDV | VYM | |
---|---|---|---|
利回り | 3.53% | 3.18% | 2.75% |
銘柄数 | 79 | 75 | 445 |
経費率 | 0.07% | 0.08% | 0.06% |
特徴 | S&P500指数の配当利回りが高い80銘柄 | 財務の健全性が高い銘柄 | 高配当利回りの銘柄(REIT除く) |
2022年4月現在
【おすすめ理由】
- 配当金が多い
- 経費率が小さい
- ETFを取り扱っている資産運用会社は、世界No.1~3だから
経費率が低いのは、取り扱っている資産運用会社の規模が大きいからです。
ETFを選ぶ際には、デフェンシブと景気敏感の割合を考えておくと良いと思います。
今、選ぶなら、どのETF?
今は、SPYDがおすすめです。
理由は、SBI証券や楽天証券などでSPYDの買い付け手数料が無料だからです。
・ETFのメリットは、為替リスクを軽減できること!
・確定申告をして、外国税額控除を行う!
証券口座の紹介
最後に、証券口座の紹介。口座開設は無料です。
ちょっとした配当金でも、積み重ねると大きなものに。
未来の生活を大きく変える一歩になるかもしれません!
ではでは。